福島県いわき市の小名浜港にて、いち早く営業を再開された直売所の丸克商店さんにての「始まりの写真」プロジェクト撮影を行って参りました。このエリアで営業を再開したのは、こちらの丸克商店さんのみ。
東京等の近郊各地から観光バスが続々と立寄り、私が居たわずかの時間にも、かなりの賑わいを見せていました。お忙しい合間のタイミングを見て、従業員さんの写真を撮影させて頂きました。
震災前には、観光バスが溢れかえった、漁港周辺も、津波の被害で営業が出来なくなってしまい閑散とした風景が広がる中、丸克商店の賑わいは、異彩を放っています。
こちらの商店の一階部分にも津波が押し寄せて、暫く営業することが出来なかった中、ここまで復旧させた事には、丸克商店さんで働く方々の努力の賜であります。そこには、観光バス会社との連携をはかり、一商店の復興のみならず、観光名所でもある、小名浜漁港全体の復興の担い手でもある事を伺わせています。
当の小名浜港の水揚げはまだまだ少ないらしく、まして、福島原発事故による風評被害が輪をかけて復興までには、数々の関門が存在している事は確かです。
しかし、この人々の努力と心意気には感動せずにはいられない、始まりの風景がそこには確実に存在しているのです。
豊かな土地面積と、文化に富んだいわき市における「始まりの写真」プロジェクトは、困難な状況におかれながらも復興に向かう人々を追って、撮影を行って参ります。
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こちらは、同じく、震災後暫く休館を余儀なくされた「アクアマリンふくしま」水族館がオープン。さんまの研究施設としての評価も高い。
2011年11月25日リニューアルオープンの「ら・ら・ミュウ」に誕生する東北最大級の屋内型遊び場。http://www.lalamew.jp/index.php
観光都市のいわき市では、復興に向けて様々な試みがなされています。
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