2011/06/29

「ラブ&ラフ」 トムスマ・オルタナティブとのコラボレーション展

「平成のアートによる、健康のための、人間回復運動」を使命とするアーティスト、トムスマ・オルタナティブと「始まりの写真」プロジェクトのコラボ企画展を富山市グランドプラザにて行います。
震災直後の4月、まだ、自粛ムードが漂う中断行をした「てのりごちさん。トムスマX能作」展。笑いの力やアートの力を信じているからこそ、このとき、私も彼女の展示の後押しをさせて頂きました。
期間中、私の提案で始めたフォトセッションは、地球をモチーフにしたトムスマハットをかぶって一緒に街中を練り歩きながら行いました。震災直後の東京のムードを背景に写した、楽しくもあり、刺激的でもあり、なにより、ホッとさせられる作品です。
「行笑」つまり、笑を売ることを表現の軸とするトムスマ・オルタナティブのスタイルから、「始まりの写真」プロジェクトの発足にはヒントも授かりました。
茶道のおもてなしという一つの形式を残しつつ、内容をすり変わってしまった遊びのルールを作り出した「てのりごちさん。お点前」は体現者には、何とも言われぬラフを生み出すアートです。
記憶や、思い出には連動した前後があるように、人と人との一瞬の関わりの中で、描き出されるラフは、まるで写真のようでもあります。

今回の富山グランドプラザでの企画では、私が撮影したトムスマ・オルタナティブの東京での活動の展示と、「始まりの写真」のチャリティ撮影を行います。

2011年7月4日(月)
開始:19:00から
場所:グランドプラザ 富山市総曲輪6-15-23

トムスマ・オルタナティブ-tomsuma Alt.-main
http://tomsuma.tumblr.com/



2011/06/20

Jamriba vol.3 6.24.Fri


倉木拓郎とISAKICK(175R)をメインMCに
毎回ゲストを招きトークとライブをお送りしております。
6月24日(金)open 20:00 start 20:30
会場 M:東京都恵比寿西1-33-18コート代官山B1
TEL:03-6416-1739
http://www.m-event-bar.com/
チケット:500円 + drink別
出演:倉木拓郎 ISAKCIK and more…
また会場にお越しの方には500円の募金をお願いしております。

*「始まりの写真」プロジェクトとしてゲスト出演します。会場にてチャリティ撮影も行います。
ポストカードサイズプリント¥1,000。

2011/06/15

子供たち

「始まりの写真」において子供達はいつでも主役です。
プリンターから写真が出てくるのを待ちきれません。
プリンターから出てくる写真に興味津々。子供が集まります。
お兄ちゃんと一緒!
「せんとくんのポーズで撮って下さい」と言ってきた、せんとくん似(?)の少年。
結局、どどすこすこすこ、やってたなぁ。子供たちはいつでもミラクル!
ラブちゅうにゅう、ありがとう!

2011/06/14

他県から来た保健師さん

被災地には、他県から応援に来た保健師さんたちがいらっしゃいます。避難所の方々の健康管理をされている方達です。
今回の山元町での撮影に参加下さった避難所生活をされている方の一人が、
「保健師さんにも声かけてみましょう!」と声をかけて下さり、仕事の合間に撮影に応じて頂きました。

遠方他県から派遣されて、交代制で滞在してのとても苦労の多いお仕事です。
プリントを差し上げたら、
「がんばった甲斐がありました!」と笑顔でお礼の言葉を頂きました。
「皆さん、本当にご苦労様です。こころから応援してます!」

2011/06/13

「始まりの写真」& Smile Paper Project 山元町にて



今回の山元町における「始まりの写真」プロジェクトはSmile Paper Projectのご協力もあり、背景紙を使用しての撮影を行いました。
避難所が中学校ということもあり、中学生たちは、部活を行っていたり、学校施設を使用してイベントがあったりと賑やかな雰囲気。
天気もよく、汗ばむ陽気に、音楽室前のテラスに白とブルーのバックペーパーを貼らせて頂きました。
避難所生活の仲間、ご家族お友達、未来を担う高校生、中学生野球部、大勢の方達にお集り頂きました。

今回の山元町の撮影では、この写真以外にも100人を超える方の写真を撮影し、想定していた以上の写真をお渡しすることが出来ました。
これだけの人々に写真を喜んでもらえるのは、カメラマン冥利につきます。

「将来、なんでも鑑定団に出したら、値段がつくのかい?」
「高額がつくように、がんばりますね。」

地域の方達と触れ合いながらの撮影は、私自身楽しんでおります。

笑顔を分け合う活動に賛同頂いた方々のご好意に支えられ、全ての人々と笑顔をシェアしていく復幸支援活動「始まりの写真」は、これからもがんばります。
ミッションは、まだ始まったばかりなのです。


思い出サルベージ

6/11(土)、6/12(日)の2日間、宮城県山元町へ「始まりの写真」撮影で行って参りました。
今回、同行したSmile Paper Projectを主催する笹口写真事務所のチームは、思い出サルベージの写真洗浄プロジェクトへ参加をしていました。

私が訪れた時、ちょうど息子さんの七五三の記念写真が見つかったというご家族と遭遇。
スタッフの皆さんと記念写真を撮影致しました。
「始まりの写真」として、この写真をチームリーダーの方とご家族にお渡ししてきました。

5/14に山元町を訪れた時に一度見学をさせて頂いた「思い出サルベージ」。
思い出の救出に一生懸命に取り組むこの活動に写真を生業とする者として頭の下がる思いを感じました。

「始まりの写真」新しい思い出を写真で残すチャリティ活動として、行っております。
「思い出サルベージ」とはつがいをなす、ダンスのような関係です。

思い出サルベージアルバム・オンライン
http://jsis-bjk.cocolog-nifty.com/

2011/06/08

Smile Paper Project と山元町へ行って参ります!

かねてから、支援活動を共にしております、Smile Paper Projectに同行して、宮城県山元町へ6/11(土)、6/12(日)と赴くことが急遽決まりました。

写真スタジオで不要となったバックペーパーを再利用して、子供達に絵を描く紙として提供したり、様々な用途での再利用を試みるというプロジェクトです。



今回の山元町での詳細な活動スケジュールは、まだ未定ですが、楽しいことをお届けするというのが、私たちの共通の気持ちです。

もちろん、「始まりの写真」プロジェクトの撮影も行って参ります。
後日、その様子はアップしたいと思います。

Smile Paper Project 
http://ameblo.jp/smilepaperproject/

2011/06/06

キタムラタマキ個展 「月光夢想図」オープニングパーティー




キタムラタマキ個展「月光夢想図」のオープニングパーティーに
「始まりの写真」プロジェクトとして参加をさせて頂きました。

和やかなムードのなか、多くの方達にご協力を頂きました。
また、「始まりの写真」プロジェクトへの励ましの言葉も多く頂きました。

人間社会を超越した野生動物。
自然と調和した存在の野生動物に尊敬の念を込めて描かれる夢想図。
今、この時期にこの作品を発表するにあたって、
キタムラさんには、なにか伝えたいことがあったようです。

これらの絵画の中で人間の存在は、かつてそこに居た、という気配だけを残し、消え去ってしまいました。そこには悲壮感は全くなく、むしろ天国のような安堵感が漂っています。

「なぜ、人間はいなくなってしまったか?」

絵画の中には、答えはありません。
世を騒がせている震災や原発事故。
人間がこの世界からいなくなってしまう原因は他にも沢山あるかもしれません。

しかしながら、この絵画の中の世界は、
ただ平穏な時間と空間が野生動物たちによって満たされています。
この絵画をCAMARADAというレストランに持ち込まれることによって、
この世界に人間が戻ってきたかのような錯覚を生み出しています。

キタムラさん自身が野生動物になろうとしているのかもしれない、とも感じました。


「始まりの写真」プリント。撮影してすぐにお渡ししてます。
このようなスタイルで撮影してます。撮影:キタムラタマキ


 月光夢想図 キタムラ タマキ 個展 2011.6.4(SAT)〜2011.8.4(THU)
CAMARADA
153-0043 東京都目黒区東山 1-3-6-2F
03-5721-6333
open every day 18:00>2:00
http://www.camarada.jp




2011/06/04