「始まりの写真」プロジェクトと共に、私が積極的参加をしているPhoto-Kizuna-Projectの活動報告です。
8月に催された「がんばろうカフェ」の参加者でもあった上智大学助教授のDavid H Slaterさんのお声がけで、西町インターナショナルミドルスクールの生徒さんたちが、写真洗浄に毎週の課外活動の時間を利用してご協力いただくことになりました。
学校側からの支持を得て、本日は、参加いただく生徒さんたちのために説明会を行って参りました。
スクリーンのスライドショーを見ながら、Photo-Kizuna-Project主催者の笹口さおりさんの説明に真剣に耳を傾ける生徒さんたち、日本の中学校にあたるミドルスクールが、支援活動に対して真剣に取り組もうとする学校側の姿勢に、私自身大変共感するところがあり、また、先生と生徒のやり取りなどから、国際的環境の中での教育方針をかいま見る機会に、とても新鮮な喜びを感じて参りました。
「がんばろうカフェ」開催時にも感じたことでもありましたが、ボランティア活動には、参加者の主体性が何より必要であり、東北から離れた東京においても国籍を問わず多くの人が支援活動について考えておられることを感じることができました。
被災地復興には、この先まだ長い期間を要することでしょう。
復興支援活動にも、この先継続するための強い精神力と体力、また多くの人の知恵が必要とされることでしょう。
今、私は、「始まりの写真」プロジェクトの参加者の方たちや、Photo-Kizuna-Projectの写真洗浄活動に参加をされる方たちから、写真の大切さはもちろん、震災という衝撃から立ち直るために人と人とが支え合っていこうという尊い気持ちを存分に感じております。
それは、もしかしたら、震災以前から潜在的に人の気持ちの中にあった共有すべき良心であったようにも素直に受けとめております。
まだ、あどけなさの残る中学生、西町インターナショナルミドルスクールの生徒さんたちの心強い活動応援参加者の登場に、私は、現実的明るい未来を夢見ています。
彼らが彼らのために築き上げる、尊い未来であって欲しいと願うとともに、写真という過去も未来も繋ぐメディアとの関わりの中から、何かを感じ取っていただけるのではないかと考えております。
Photo Kizuna Project BLOG
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