大震災から、6ヶ月の9月11日。宮城県山元町で開催されたイベント、「がんばっぺ、やまもと。鎮魂・復幸・支援感謝の集い」「やまもと子どもと大人とみんなで遊び隊」に「始まりの写真」プロジェクトとして参加をしました。
会場の山下中学の生徒さんがボランティアで活動されていました。被災地の子供達には、毎回元気をもらいます。
初めて、私が山元町を訪れたのは、震災から2ヶ月が過ぎた5月14日。
初めて訪れた被災地のあまりにも想像を超えたスケールでの被害の大きさに言葉を失ったものでしたが、その時山元町で出会った人々が私に見せてくれた生きる姿が、「始まりの写真」プロジェクトの原点となりました。
当BLOGの第1回の投稿が「のぶさんの家」であり、大津波で全てが流されてしまったのぶさん家の玄関で、撮影させて頂いた写真であったのです。
二人の老婦人のかけがいのない友情。君代さんとのぶさんがお二人でお話をしている時の屈託ない笑顔。当時、避難所になっていた山下中学校の渡辺校長先生の、皆の元気の為、という一筋の思い。
「子どもと大人とみんなで遊び隊」。震災前から、町の恒例イベントとして毎年行われてきたお祭りと、震災6ヶ月の鎮魂・復幸・支援感謝の集いをかねて、例年通り町の方々が中心となり企画開催されたイベントです。
様々な子ども向けの工作ブースから、全国各地から駆けつけた炊き出しボランティア、音楽のライブで賑わいました。
もちろん、「始まりの写真」プロジェクトも皆様からの笑顔の支援を届けるべく、沢山の写真を撮影して参りました。
子どもと大人とみんな遊びたい。これは、被災地の切実な願いの一つかもしれません。
いや、被災地に限らず、世界中の人々にとっての願いであり、幸せであるはずです。
参加者の皆様から笑顔溢れる今回の山元町でのイベントに参加をして強く感じた事は、この自然な幸せの欲求こそが、支援活動の根幹にあるべきだということの確信と、被災地の皆様が抱き続ける復幸への強い想いでした。
改めて、「始まりの写真」プロジェクト web GALLERYの方へ写真をアップ致します。
*ご参加頂いた皆様、今暫くお待ち下さい。
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