代表の笹口さおりさんが発足した、被災写真洗浄ボランティアのphoto-kizuna-projectのボランティアイベント「がんばろうカフェ」が都内目黒区のギャラリーANX STUDIOにて開催されました。
東北現地にまで足を運ぶことができなくとも、復興支援ボランティアに参加をしたいと考える人が都内近郊には多くいるはずと考え、写真による支援活動を共にする者として、私自身もこのイベントの企画発案に携わらせて頂きました。
8/28には、我々発案者の予想を遥かに超えた熱心な参加者が40人以上お集り頂き、当初予定していた作業を完了させてしまうという驚くべき結果を生むこととなりました。
photo-kizuna-projectでは、直接被災地と連携をとり、引き受けた写真の洗浄作業を東京で行うという試みと同時に、情報の発信基地が集中する東京という地の利を生かして、活動を発信していくことにより、より多くの人々に被災地で起きていることをメッセージしていくということを目的としています。これは、当方の「始まりの写真」プロジェクトと方向性を同じくするものであります。
一方は、失われた思い出の品を救済することで、また一方は、新しい思い出の写真を提供することで、写真によるダンスのような関係にある支援活動なのです。
なによりも、我々の活動には、参加者の意思そのものが主体となるという同義の原理があり、この度の「がんばろうカフェ」の開催には、支援活動における人員募集とボランティア参加のヒントが提示出来たのではないかと私自身は考えています。
尚、photo-kizuna-projectでは、がんばろうカフェ開催日以外にも、日々のボランティア参加者を随時募集しております。
詳しくは、以下のBLOGよりお問い合わせ下さい。
photo-kizuna-project BLOG
http://photo-kizuna-project.blog.so-net.ne.jp/
最後に、がんばろうカフェ開催にあたり、ANX STUDIOの Danny Krischenbaum氏には多大な協力を頂きました。心から感謝を申し上げます。
その他、参加者の皆様をはじめ多くの方々、団体のご協力を頂いております。改めて謝意を申し上げると共に、今後の支援もお願い申し上げます。
ANX STUDIO HP
http://www.anxstudio.com/
東北現地にまで足を運ぶことができなくとも、復興支援ボランティアに参加をしたいと考える人が都内近郊には多くいるはずと考え、写真による支援活動を共にする者として、私自身もこのイベントの企画発案に携わらせて頂きました。
8/28には、我々発案者の予想を遥かに超えた熱心な参加者が40人以上お集り頂き、当初予定していた作業を完了させてしまうという驚くべき結果を生むこととなりました。
写真洗浄には、いくつかの工程があり、一枚の写真を仕上げるまでには、1日がかりの大変な作業です。
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<第一段階>
1.泥まみれ(砂まみれ、海水にまみれた油汚れ)になった写真やアルバムを一つ一つ手作業で布や刷毛で汚れを拭き取ります。
2.水洗作業。一枚一枚、丁寧に写真をバットにためた水で汚れを洗い落としていきます。
3.乾燥作業。一枚一枚、洗濯バサミではさんで吊るし、自然乾燥させます。大量の写真を乾燥させるのは、時間を要します。写真乾燥機を使用すると時間の短縮はできますが、今回は準備出来ず、ドライヤーを持ち込んで頂いた方や、うちわであおぐ等の参加者の皆様のアイデアが大変いきました。
<第二段階>
4.洗浄作業が済んだ写真をデジタルカメラ等で複写して、修復が必要な写真をレッタチしてデジタルデータとして保存。
5.この工程まで進んだ写真は、現地へ返送して、持ち主にもどるようそれぞれ展示をして頂く。
6.同時にデジタルデータ化した写真も持ち主が検索しやすいよう現在システムを構築中。
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以上、気の遠くなるような膨大な数量の被災写真をこの工程で作業する為には、写真の数に勝る人の力とアイデアが必要としています。
また、ご参加頂いた方は実感頂けたように、写真の洗浄と言えども他のボランティアと変わらず、大変キツい作業でもあります。今回「がんばろうカフェ」では、音楽の力を借りて、少しでも単純作業の苦痛を和らげながら、ボランティア参加を楽しんで頂きたいと考え、DJの方に場の空気をコントロールして頂くという、ご協力も頂きました。
総じて、第一回がんばろうカフェは、成功を収めることができました。
これは、なによりも、参加者のみなさまがそれぞれに持っていらした温かいボランティア精神に支えられた結果でもあり、この人を繋ぐ想いの輪の尊さに改めて感動させられました。
震災6ヶ月を迎えようとする中、他の支援活動同様、この活動もまだ始まったばかりです。
がんばろうカフェ開催以降、温かい問い合わせも多々頂いております。人と人の想いを繋ぐ活動として、継続していく事の必要性を感じています。
一方は、失われた思い出の品を救済することで、また一方は、新しい思い出の写真を提供することで、写真によるダンスのような関係にある支援活動なのです。
なによりも、我々の活動には、参加者の意思そのものが主体となるという同義の原理があり、この度の「がんばろうカフェ」の開催には、支援活動における人員募集とボランティア参加のヒントが提示出来たのではないかと私自身は考えています。
尚、photo-kizuna-projectでは、がんばろうカフェ開催日以外にも、日々のボランティア参加者を随時募集しております。
詳しくは、以下のBLOGよりお問い合わせ下さい。
photo-kizuna-project BLOG
http://photo-kizuna-project.blog.so-net.ne.jp/
最後に、がんばろうカフェ開催にあたり、ANX STUDIOの Danny Krischenbaum氏には多大な協力を頂きました。心から感謝を申し上げます。
その他、参加者の皆様をはじめ多くの方々、団体のご協力を頂いております。改めて謝意を申し上げると共に、今後の支援もお願い申し上げます。
ANX STUDIO HP
http://www.anxstudio.com/
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