2011/07/17

「これも、ごえんですから」始まりました。








古民家を改築したgallery園は、文京区の静かな住宅街にあります。築80年のこの建物は、都心部とは思えない程、静かに緩やかな時間が流れる癒しの空間です。今の猛暑においても、窓を開ければ、扇風機一つでひんやりと涼しい風が流れる昔ながらの知恵が生きた日本の木造建物です。今回の展示は、梁や床の間を額に見立て、この空間がもつ独特なリズムを活かして行いました。
galleryのオーナーの勝俣さんは、園、縁、円、宴、人が描く園を想いこのgalleryをオープンされたということで、「これも、ごえんですから」展覧会タイトルもこの園に、また「始まりの写真」プロジェクトに賛同頂いているみなさまとのご縁に敬意を表してつけました。

また、復興支援イベントということでもあり、宮城県山元町から産地直送で、送られてきたハマボウフウ(以下写真)を袋で販売、オーナーが直々に試飲をして集めた、東北の日本酒を一杯¥200〜、募金形式で出したり、とどこか、架空の東北の親戚の家にでも訪れたようなくつろぎ感が味わえます。
「始まりの写真」撮影も常時おこなっており、お茶を飲んだり、冷えた日本酒を呑みながら、いろいろお話をさせて頂きながら撮影会を行っております。
休日を畳の上で、縁側で涼しい風を感じながら、ゆるりと過ごされたい方、是非、いらして下さい。
いつも通り、撮影した写真はその場でお渡ししております。



ハマボウフウは、砂浜に自生する香りと食感のあるセリ科の植物。和食の料亭では刺身のつまにも使用されています。おひたしにして酢みそ和えにして食するのが一般的な様ですが、様々な調理法がありそうです。
山元町では、根の深いこの植物は、津波の被害があった浜辺からも自生してきたということで、復興のシンボルとしても新聞でも紹介されました。

下の写真は、オーナーの勝俣さんが、初日のお昼に「青唐辛子とベーコンのピリ辛ハマボウフウ焼きそば」を調理してくれました。夏バテ対策にぴったりの美味でした。

gallery園 
こちらにて、地図、会期ご確認の上お越し下さい。

会期:
2011.7.15.(金)〜7.18.(月祝) 12:30~1900
2011.7.22.(金)〜7.24.(日)  12:30~19:00


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