キタムラタマキ個展「月光夢想図」のオープニングパーティーに
「始まりの写真」プロジェクトとして参加をさせて頂きました。
和やかなムードのなか、多くの方達にご協力を頂きました。
また、「始まりの写真」プロジェクトへの励ましの言葉も多く頂きました。
人間社会を超越した野生動物。
自然と調和した存在の野生動物に尊敬の念を込めて描かれる夢想図。
今、この時期にこの作品を発表するにあたって、
キタムラさんには、なにか伝えたいことがあったようです。
これらの絵画の中で人間の存在は、かつてそこに居た、という気配だけを残し、消え去ってしまいました。そこには悲壮感は全くなく、むしろ天国のような安堵感が漂っています。
「なぜ、人間はいなくなってしまったか?」
絵画の中には、答えはありません。
世を騒がせている震災や原発事故。
人間がこの世界からいなくなってしまう原因は他にも沢山あるかもしれません。
しかしながら、この絵画の中の世界は、
ただ平穏な時間と空間が野生動物たちによって満たされています。
この絵画をCAMARADAというレストランに持ち込まれることによって、
この世界に人間が戻ってきたかのような錯覚を生み出しています。
キタムラさん自身が野生動物になろうとしているのかもしれない、とも感じました。
「始まりの写真」プリント。撮影してすぐにお渡ししてます。 |
このようなスタイルで撮影してます。撮影:キタムラタマキ |
月光夢想図 キタムラ タマキ 個展 2011.6.4(SAT)〜2011.8.4(THU)
CAMARADA
153-0043 東京都目黒区東山 1-3-6-2F
03-5721-6333
open every day 18:00>2:00
http://www.camarada.jp
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